はじめに
片付けようと思っているのに、
なぜか家が整わない。
毎日ちゃんと生活しているはずなのに、
気づくと物が増えている。
その原因は、
**「一時置き」**かもしれない。
ちょっとだけ。
後でまとめて。
今は忙しいから。
この「仮」の行動が、
家を静かに散らかしていく。
一時置きは「片付けたつもり」になれる
一時置きの厄介なところは、
やった感があることだ。
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床から机に移した
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机から棚に寄せた
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見えない場所に避難させた
でもこれは、
片付けではない。
判断を先送りしただけだ。
なぜ一時置きは増殖するのか
一時置きが増える理由は、単純だ。
判断が発生するから。
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どこに置くべきか
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まだ使うかもしれない
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今決めなくてもいいか
判断が重なると、人は必ず保留を選ぶ。
そして一度できた一時置きは、
新しい一時置きを呼び込む。
「一時置きゾーン」を作ってはいけない
よくある対策が、
「とりあえず置く場所を決める」こと。
でもこれは、
根本解決にならない。
なぜなら、
一時置きゾーンは、判断放棄ゾーンだから。
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物の行き先が未確定
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決断の期限がない
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増えても止まらない
結果、
そこが家で一番荒れる。
一時置きを消す唯一の方法
方法は一つしかない。
一時置きを、構造上できなくすること。
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置けるスペースをなくす
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定位置以外は物理的に置けない
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入らなければ持ちすぎと判断する
ここで重要なのは、
迷わせないことだ。
「後で決める」を排除するルール
一時置きを防ぐために、
一番効いたルールはこれだった。
その場で決められない物は、家に置かない。
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捨てるか
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定位置に戻すか
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外に出すか
三択しかない状態を作る。
「後で」は、
選択肢に入れない。
一時置きが消えると起きる変化
一時置きがなくなると、
最初に変わるのは見た目じゃない。
家の空気だ。
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どこか落ち着く
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片付けが重く感じない
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物に追われなくなる
これは、
判断が減ったサイン。
まとめ
家を散らかしている犯人は、
意外と地味だ。
一時置きは、
優しそうで、一番危険な習慣。
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片付けたつもりになる
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判断を先送りする
-
増殖する
だからこそ、
最初に潰すべきだった。
次は、
「片付けが続く家には“例外”がない」
という話をする。
なぜ「今日は特別」が、
すべてを壊すのか。
ここを設計できると、
家はほぼ散らからなくなる。

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