家の片付けで一番いらないのは「やる気」だった

はじめに

「今日はやる気が出ないから、片付けはまた今度」

そう思った経験は、誰にでもあるはずだ。

でも実は、
その考え方自体が、家を散らかし続ける原因になっている。

家の片付けに、
やる気は必要ない。

正確に言うと、
やる気を前提にした設計が、すでに間違っている。

なぜやる気に頼ると、家は必ず散らかるのか

やる気には、致命的な欠点がある。

  • 体調に左右される

  • 忙しさに左右される

  • 気分に左右される

  • 継続しない

つまり、
再現性がない。

片付けを「やる気があるときにやるもの」にしてしまうと、
家の状態は運任せになる。

これはもう、
仕組みとして負けている。

片付けが続いている家は、何が違うのか

片付いている家に共通しているのは、
住んでいる人の性格でも、意識の高さでもない。

やる気が介在しない構造だ。

  • 使ったら戻す以外の選択肢がない

  • 出しっぱなしにする理由がない

  • 迷って保留する場所がない

行動が「選択」ではなく、
反射になっている。

やる気を消す一番簡単な方法

それは、
行動を小さくすることだ。

多くの人は、
片付けをこう考えている。

  • 今日はちゃんと片付けよう

  • まとめて掃除しよう

  • 一気にきれいにしよう

でもこれでは、
始める前に気力が必要になる。

代わりにやるのは、これ。

  • ゴミを1つ捨てる

  • 物を1つ戻す

  • 床に何も置かない

考えなくていい単位まで、行動を削る。

「片付けの時間」を作らない

もう一つ大事なことがある。

片付けの時間を、予定に入れない。

なぜなら、
忙しい日は飛ぶ。
予定変更で後回しになる。
「今日はいいか」が発生する。

片付けは、
生活の流れに溶かすものだ。

  • 立ち上がるついでに戻す

  • 使い終わった瞬間に戻す

  • 寝る前に確認するものを決める

やる気ではなく、
動線と流れで片付ける。

やる気がいらない家の正体

やる気がいらない家とは、

  • 頑張らなくても崩れない

  • サボっても致命傷にならない

  • 判断しなくても整う

そんな家だ。

これは才能でも、
ミニマリスト思考でもない。

ただの設計の話。

まとめ

家の片付けに、
やる気は不要だ。

必要なのは、
判断を減らすこと。
行動を小さくすること。
流れに組み込むこと。

やる気がない日の自分でも守れる設計だけが、
家を整え続ける。

次は、
「片付けを邪魔しているのは“一時置き”だった」
という話をする。

なぜ「ちょっと置く」が、
家を一気に散らかすのか。

ここを設計し直すと、
片付けはさらに楽になる。

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